鱧(はも)初夏を代表する味覚
魚へんに豊
当て字が多い魚の名前
その中でもこの字はなんか好き
豊という字は豊漁、豊作など
満たされてることに使われますから
鱧
魚が満たされてる感じがします
字の由来を調べると
生命力の強さ、卵をたくさん抱えるなど
あげられてますね
確かに生命力は強い
そして見た目も性質も凶暴です!
もしも噛まれたら指に穴が開きますよ、、
しかし骨が非常に多い
骨が豊かで
體
このように書きたくなる
しかしこの字は実際あるんよ!
昔の体(身体)に使われてたそうです
体は強い骨で出来てるってことじゃろうね
體➡体
変わりすぎじゃろ
でも昔の字のままじゃったら
體育(体育)
絶対嫌じゃわ
書きやすい漢字にしてくれた人に感謝!
鱧の骨切り
鱧は非常に骨が多い魚で
身の中を絡み合うように
たくさんの骨が通っています
だから基本鱧は骨切りをします
専用の包丁がこちら
この鱧専用の包丁で
薄く皮半分まで深く包丁を入れます
ここまで包丁が入らないと
食べた時骨が口にあたります
関西の夏には欠かせない
鱧の旬は6月~7月の初夏の時期
ちょうど今頃から8月の産卵前までが
活動が活発で美味しいです
梅雨の雨を飲んで美味しくなると言われてます
そういうと覚えやすいよね
瀬戸内海でもたくさん獲れ
人気の高い魚です
とくに関西ではこの時期になくてはならない
大阪天神祭や京都祇園祭では
鱧がなければはじまらないくらい
祭りに欠かせない鱧
昔から大阪湾でたくさん獲れてたことから
そのようになったそうですが
大阪で、豊で、祭り、
そう聞くと豊臣が関係しているかも
そんな想像も膨らみます
実際どうなんじゃろ
何か関係ありそうじゃない??
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