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大事なことは地味なこと

新商品づくり

この一年で商品化したものに

油淋鯛弁当

地元で獲れた天然の鯛を

油淋鶏風に仕上げたお弁当で

今では大浦鮮魚店の

看板のお弁当の一つになってます

それから現在売り出し中の

魚屋の漬け丼

特製のづけだれに漬けたカンパチと

瀬戸内産の海苔と

サムライねぎがセットになってて

ご飯を用意していただくだけで

お家で漬け丼を簡単に

召し上がれるようになってます

変わり種では

ハンバーガー

こちらは十字屋珈琲焙煎店さんの

周年記念イベントで

コーヒーに合うものを作りたくて

誕生させました

イベントの時だけのメニューです

いろんなイベントに参加したり

新しい商品をつくったり

変わったことばかりしているようですが

実はそうでもないんです

経験の上に今がある

新しいことを手掛ける時って

気分が盛り上がりますよね

ワクワクしますし

うまくいくかドキドキもする

刺激的で楽しいです

そうしたことをやってる時は

若いスタッフたちも目を輝かせ

楽しそうに動いてます

でも大事なのは

商品になってからです!

今度は毎日同じことを繰り返すようになります

これを作業と思ってしまうと

退屈な仕事になってしまう

でも僕が作るものは

何十年と繰り返ししてきた経験や

得たこと学んだこと

それがあるから形にできます

開店当初からある巻寿司やコロッケも

毎日同じことを繰り返しているようで

進化しています

技術的な向上もあります

使う素材の品質も同じようで

当時と比べればよくなってます

お客さんからの声に影響もされますし

自分の知識があがるにつれ

納得のいく度合いも変わってきます

毎日巻いてる巻き寿司も

一本一本毎回違います

うまく巻けたなとか

厚焼き玉子の焼き上がりの良し悪し

シイタケやカンピョウも

キュウリに焼きアナゴも

微妙に毎回違いがあります

毎日向き合ってるからわかるレベルですけどね

刺身一つとってもそうです

ネタの微妙な違いは

毎日毎日作業ではなく

向き合ってるからわかってくることです

それは言葉では説明できないところ

新商品を作るときは

常識にとらわれない発想が必要です

しかしそれをいい物へと成熟させるためには

日々の向上心を持った地道な繰り返し

これができなければ

単発のイベントメニューで終わってしまいます

私自身いい歳になりましたが

まだまだ未熟者です

自分よりずっと若くても

いい仕事をする人はたくさんいます

わかったような気にならず

それだけたくさんの先生と

たくさんの見習える商品があると思って

これからもコツコツやっていきます

大浦鮮魚店

瀬戸内の小さな港町安芸津町で
地物の食材を活かした料理を創造するお店
日々のお惣菜やお弁当から
特別な日の仕出し料理を
毎日手作りでお届けしています

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