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魚屋の漬け丼

新商品の「漬け丼」

いろんな丼物がありますが
皆さんは何丼が一番好きですか

これ一択!
とはなかなか即答できませんよね

それくらい日本には
丼メニューがあります

人気なところで言うと
かつ丼、牛丼、海鮮丼
うな丼、親子丼、天丼

まだまだありますが
そもそもいつごろから
丼物ってあるんじゃろ?

どうやら起源は
室町時代にあるようです

お寺の精進料理に芳飯(ほうはん)といって
野菜を出汁で煮たものを
ご飯にかけた料理だったようで
あまり美味しそうではないかな、、

当時のお米は現代のように精米された
白米ではなくて
雑穀的なものしか
庶民は口にできなかったでしょうし
この食べ方が一番食べやすかったのかも

でもお寺が起源と聞いて
いかにも日本らしいと感じましたね

ちなみにたくわんもそうだよね
お寺スゴイ!
昔は寺子屋といって
教育の場にもなってましたし
村の文化の中心だったんだよね


今の丼物の形になったのは
江戸時代の後期のようです

そのころになると
庶民でも美味しいお米を
食べられるように
なってたんじゃないでしょうか

記録では
1837年に浅草の老舗で
天ぷらをご飯に乗せた「天丼」が
提供され始めたようです

明治になって玉ネギが
日本に入ってきて
牛丼、親子丼、かつ丼と
いろんな丼が誕生してきたようです

早い、安い、旨い
三拍子そろった食べ物ですよね
これまで発展してきた丼物
日本人が愛してやまない食べ物

そりゃそうです
日本人が大好きなご飯に
自分の好きなものが覆いかぶさって
ご飯と一緒にかきこむ

たまりませんな!

今の時代
丼物を下品な食事という人は
あんまりいないでしょう

だって単なる
ファーストフードではないからね

作りては
一つの丼ぶりという器の中に
いかに表現するか真剣勝負してますからね

見た目も大事ですが
ご飯とおかずがまとめて
口の中に運ばれる丼物は

ご飯とおかず
一つ一つの素材が
口の中で混ざり合い
新たな味を生み出します

食べ手が口にほおばり
はじめて完成される料理です

だから丼に向き合えば
食べ手にも想像力が求められます

どのように口に運ぶか

例えば海鮮丼なら
どのネタから手を付けるか
ご飯との比率
ネタの組み合わせなど
薬味の加減もじゃね

料理の仕上げは
食べ手にゆだねられる
そう言ってもいい

最後にご飯だけ残っても嫌じゃない?

ご飯を最後の一粒まで
美味しくいただきたいからね!

そう考えると
最近見栄えの派手なものを
よくみかけますね

丼ぶりからはみ出し
てんこ盛りになった天丼や

丼からこぼれそうなほどの
海鮮丼とか

これはこれでいいのでしょうが
私の思う丼物は
器の中に納まり
一つの世界を作っていてほしい

しかし時代時代で
いろんな要求にこたえ
進化を続けてきた料理ですから
「こうじゃなきゃダメ」
というのもナンセンスですね

魚を扱う私が
この度提供させていただく丼は

「漬け丼」

派手さはありません
いたってシンプルですが
これがいい!

特製の漬けだれにしっかり漬けただけ

薬味は地元の新鮮な
「サムライねぎ」

海苔は瀬戸内産の海苔

写真のネタは地元の真鯛です

この漬け丼を
ご自宅でも簡単に作って
召し上がれるように
こちらも用意しました

愛媛県産のカンパチの漬けと
薬味も入ってます

冷蔵で保管してください
1週間の賞味期限にしてあります

食べるタイミングで
漬かり具合が変わり
好みの漬け具合を探るのも楽しい

白飯の上に乗せるだけで
簡単に魚屋のづけ丼を
楽しんでいただけます

酢飯に乗せるのもあり
アツアツの白飯にのせ
卵黄を落とすのもいいし
とろろで山かけもありよ!

先ずはそのまま召し上げっていただき
気に入っていただけたら
想像力を働かせ
自分だけの漬け丼を作り上げるのも
きっと楽しいですよ





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