人を生き返らせる料理
瀬戸内の小さな港町安芸津町で
地物の食材を活かした料理を創造するお店
「大浦鮮魚店」
日々のお惣菜やお弁当から
特別な日の仕出し料理を
毎日手作りでお届けしています
今日も2代目店主のブログを
ご覧いただきありがとうございます
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まもなくゴールデンウイーク
10連休ってかたもいますよね
どのように過ごされますか
もちろん私は仕事です
日曜祝日と世間が休みの時は
私たち料理人は頑張り時です
こうした休みを使って
法事をされる方が多いからです
法事などでは親戚が集まり
先祖供養のお経をあげてもらい
そのあと思い出を語り合いながら
料理をいただきますね
宗派や地域で習慣の違いはありますが
こうした風習はすごくいいと思うんです
こうやって血のつながった
家族や親せき
おじいさんおばあさんから
孫やひ孫まで一緒になって
ゆっくり料理をいただく
遠いご先祖から近い方の思い出話
「この魚すきじゃったね」
「よく魚釣りに連れてってもらったわ」
「あの時はほんとに助けてもらった」などなど
そうした他愛のない会話の中で
その家の歴史やその人達の生きざまが
次の世代に引き継がれていきます
人の命は短いかもしれませんが
いつまでも語り継がれることで
何十年、何百年も
人の記憶や心に生き続けられる
そんな気がします
自分のご先祖が
偉い人だったり
人助けをする人だったと知って
誇らしい気持ちになることもあります
私のおばあちゃんがなくなったのは
32年前のことで82歳でしたが
今でも生きていたころのことを
よく覚えています
少なくとも
私が生きてる間は
私の心の中で生きています
もう100歳をかるく超えてるね
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